新ファストン


FASTON

原材料について
使用方法について

原材料(カラヤガム)について
 カラヤガムはSterculia urens Roxb.及びその他のSterculia属(Sterculiaceae)の樹から得られた天然ガムである。カラヤ樹は広くインドの中部及び北部地方の乾燥した岩の多い岡や台地に分布しており、30フィート(約9メートル)の樹高に生長する大きな木である。インドは唯一の産地でこのガムの供給源である。

 他の分泌ガムと同様にSterculia樹の幹を切開するか、穴を開けて、そこから分泌する樹液の固まりを手で採集し、村の集荷所に運び、大ざっぱなえり分けと格付けをして次いで種々の等級のものを目の荒い麻袋に包装して世界各地のガム加工業者に輸出される。

 日本で再び未加工のガムを精製、製粉し、最終的な販売と使用に適する均一な品質に調製する。

カラヤ樹の分布

 カラヤ樹は南部高原地帯の北緯16°〜28°の一帯のデカン高原に広く分布している。カラヤ樹は樹高10米に達する大樹で、日本のアオギリに似ており、幹の肌はプラタナスかサルスベリの様に滑らかで色は白っぽい。カラヤ樹は群生せず離れて生育している。
 モンスーン季には青葉であるが、10月に入ると黄葉し、冬には落葉する。

カラヤガム採集地

 デカン高原のほぼ中央にあるハイデラバードは、アーンドラ・プラデーシュ州の州都でインド第5位の人口180万の都市で、カラヤガムの主要集散地である。
 周辺のデカン高原の採取地では、政府より採集権を得たガム・コントラクターにより採集されて、ハイデラバード市場に集められる。
 ガムの採取は小さな斧で、目の高さの幹に傷付けて樹皮を剥がす。ガム樹液は軟らかなゼリー状で傷口に滲出する。早朝ガムが軟らかいうちに採集する。同一の樹でも傷口の場所により白色の良質のガムと樹皮の色の付いた下級品のガムが取れる。

産地に於けるカラヤガムの流通

 採集地からハイデラバードの市場に集められたガムは、仲買人にセリ売りされる。仲買人はデポに引取り、グレード分けして袋詰めにする。品質によっては天日乾燥する。これらのガムは、鉄道、トラック便でボンベイへ送られる。輸出は主にボンベイより積出される。
 ハイデラバードの産地よりボンベイへ送られたガムは、ボンベイの専門問屋を経由して輸出業者に売り渡される。
 ボンベイでは選別工場で、大きさ、色等選別して、グレード付けして輸出される。

 

 



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